
よつばと! 16巻をようやく読めました。地方住まいなので、そもそも地元の本屋さんに入荷するのが少し遅く、また入荷しても即日足を運ぶというのも難しいので、どうしても話題作の話題に乗ることが難しくなります。
とは言っても10代の頃ならいざ知らず、子育てに翻弄されている今となっては世の中の話題自体に疎くもなり、気にもならなくなり…。その時々、自分が気になるものに自分自身が接することができればそれで十分と思うようになりました…なってしまいました。
さて、そんな前置きはともかく、『よつばと!』16巻です。待望の、というべき漫画だと思います。もちろん私自身も楽しみではあったのですが、やはり「リアルよつば」と言われているような長子ちゃんを育てている身としては現実での体験の方が刺激的だと感じてしまうのもまた事実…。現実と創作・漫画の世界は違うだろ、と自分でも思わなくはないのですが、やはり『よつばと!』で描かれる小さな子どもの面白味はリアルな側面が大きいからこそ、現実の前には、そして自分の子どもの前には色褪せる、とまでは言わないまでも私の耐久力が上がってしまっているので、パンチ力が少し足りなく感じてしまいました。まあ「よつば」がランドセルを背負って小学校に登校するシーンなんて描かれたら号泣する自信がありますけど。
『よつばと!』 16巻、まだ読んでいない長子ちゃんの感想も楽しみです。